ハープについてどんなことを知っていますか？

ハープには大きく分けて【ペダルハープ】と【レバーハープ】があります。

【グランド・ハープ】

グランドハープには７つのペダルがあります。

７本のペダルは「ドレミファソラシ」の７つの音にそれぞれ連結されており、

１つのペダルを踏むと全ての音がシャープになったりフラットになったりします。

例）「ド」のペダルを踏むと、一番ひく〜い「ド」の音から一番たか〜い「ド」の音まで

全ての「ド」が半音上がります。もう一度踏むとまた半音上がります。

そして、よくクイズに出るのがこの質問。

「ハープに弦は何本あるでしょう？」

というものです。

クイズでの答えは「４７本！」となっています。

でも、これはオーケストラで使われているグランドハープ（コンサートハープ）の

フルサイズの弦の本数です。

実際はグランドハープ（コンサートハープ）にも４６弦のものと４７弦があります。

お教室に置いてある

Lyon&Healy社（ライオンヒーリー）の

プリンス・ウィリアム（Prince William Harp）47弦

 

４６弦と４７弦の違いは、一番低いC（ドの音）の音があるかないかです。

また共鳴板といわれる、音を大きく響かせる場所の大きさが違います。

４７弦の方が大きな共鳴板を持っているので、大きな音が出るのです。

体が小さめの方は４６弦で弾く方が下の方の弦なども楽に弾けます。

【レバーハープ】

レバーハープにはペダルがありません。その代わりに音の高さを変えるための

レバーがあります。でもレバーは半音あげることしかできません。

なので、弾ける曲が限られてきます。

ではレバーハープ（アイリッシュハープ・ノンペダルハープ）と

呼ばれる小さい楽器の弦は何本でしょう？

一般的に２５弦ぐらいから４１弦です。

こちらは青山ハープ社ので３４本です。

 

４１弦まであると、グランドハープの46弦、47弦にかなり近づきます。

４１弦のものは、ぱっと見グランドハープのような形＆大きさをしていますが、

もう少し小さくて、ペダルではなくレバーで音の高さを変えます。

青山ハープさんからお借りしました。

１５０（アルテミス）41弦

 

いかがでしょうか？　少しハープのことが分かってきましたか？

こういったお話を「ハープのワークショップでもっと詳しくお話ししています。」

宜しければご参加くださいね。

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