シカゴのLyon & Healy 本社工場へ
書こう、書こうと思いながら、気がつけば半年も経ってしまいました。
---ごめんなさい---
昨年2025年は、私にとって心に深く残る別れがいくつも重なった一年でした。
3月には義理の父とお別れをし、その後、私や子どもたちの人生を大きく変えてくれた大切なカナダ人の友人が、まるで私たちを待っていてくれたかのように、再会の直後に旅立ちました。
--半年ぶりに義父に会えたのは3月22日 二日後には倒れ、3月27日に旅立ちました--
--カナダの友人に会えたのは5月30日から6月2日。友人は6月8日に旅立ちました--
さらに、私のハープの恩師である Susann McDonald 先生が、
私がインディアナ大学(USA Competition)を訪れた後に亡くなられました。
---インディアナには5月22日から24日まで滞在しましたが、先生は5月26日にお誕生日を迎え、5月29日に旅立ちました---
無理をすればお会いできたはずだったのですが、「会わない方がいい」という友人の思いやりの言葉を受け止め、訪問を見送ったことを、今はとても後悔しています。
ただ、2019年の夏に家族を引き連れて先生のお宅でお会いした際、先生がとてもお元気で本当に懐かしそうに迎えてくださり、現況の私をとても喜んでくださったこと、そして先生の自伝をプレゼントしてくださったこと。
その温かい記憶は、今も私の心の中で大切に生き続けています。
2019年、家族と先生との写真からは二人もの人が消えてしまい、悲しみが溢れてきますが、
これからもその想いを胸に、生徒さん一人ひとりと向き合っていきたいと思っています。
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2025年5月22日
娘が暮らすシカゴを訪れることになり、学生時代以来ずっと足が遠のいていたライオン・ヒーリーに訪問できることを、とても楽しみにしていました。
ただ、コロナ禍以降のライオン・ヒーリーは、工場が開いている時間が以前よりかなり短くなっていて……。
問い合わせをしてもなかなかお返事がいただけず、少しやきもきする日々でした。
本当は工場を訪れた際に、いろいろと相談したいこともあったのですが、ツアーは事前予約が必須。
旅程の関係で、ライオン・ヒーリーに行けるのはアメリカ到着当日のみだったため、少しタイトなスケジュールではありましたが、なんとかツアーの予約も完了し、準備は万端……のはずでした。
ところが、出発してみるとまさかの飛行機のDelay。
それでも「少し遅れる程度なら間に合うかも」という時間ではあったのですが、
今度はレンタカーでトラブルが発生。
レンタカーのスタッフの方も一生懸命対応してくださったものの、出発までに1時間以上かかってしまいました。涙
ようやくライオン・ヒーリーに到着した時には、すでにツアーはとっくに終わり、閉館時間間際になっていました。
建物は、以前の記憶とはまったく違い、とてもきれいで洗練された印象に変わっていました。
ライオンヒーリー社のエントランス

写真は見学後のウキウキの様子
事前に連絡は入れてあったため、「5分だけなら……」とご厚意で工場の中を少しだけ見せていただけることに。
本当にありがたい対応でした。
初期の頃のハープが展示されていました。
よく見るとペダルが8本⁉️ 思わず二度見してしまいました。

こちらは、1890年頃に作られた Lyon & Healy社 9番目のハープ #509
スタイル21のコンサートグランドハープです。

この時代にタイムスリップしていっぱい購入したいですね!笑

そしてハープを作成しているところがこちらです。



サルヴィの部品もこちらで製作されているというお話を繰り返されていました。
ほんの数分でしたが大興奮でした。
短い時間ではありましたが、ハープ製作の奥深さと歴史を改めて感じる、印象的なひとときとなりました。





